秋の高山祭りと立山黒部
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 10月9日(

 4時48分に目が覚めて昨夜の残り湯を温め直して入浴と髭剃りを済ませる。ヴィ・ド・フラン
 ス松本駅店で購入したパンで朝食を済ませる。着替えを済ませて忘れ物は無いか確認して
 7時半過ぎにチェックアウトを済ませる。松本駅の待合室横にあるコインロッカー(1043番
 300円)に荷物を預けて、携帯を6月にムーバからFOMAに変えたので、おサイフケータイ
 が装備してある。モバイルスイカに8,000円ほどチャージしてあるので、そのまま携帯を持
 って改札を抜けようとすると、『あらららら?エッ?JR東日本なのに、しかも長野県第二の大
 きな都市の駅なのになんで????』駅員さんに確認すると『まだ長野地区の駅ではスイ
 カは使えないんですよ〜!』『そうなんですか?知らなかった』自動券売機で長野までの切
 符(1,110円)を購入して改札を抜ける。4番線ホームで8時08分始発長野行き普通電車
 の到着を待つ。ホームには、スイカが使えるジュースの自動販売機があるのだが・・・・松本
 駅で肝心な自動改札機でスイカが使えないとは・・・。5番線ホームに入ってきた松本止まり
 の電車が入線してくると『まつもと〜 まつもと〜 まつもと〜 終着松本です』と、昔懐かし
 い放送がホームに流れる。8時04分着普通電車が到着して乗客がどっと降りる。この電車
 が折り返し8時06分発長野行き普通電車となる。前の人に続いて乗り込んだが、席は満席
 になったので、ドアのところで立っての移動となった。乗り込んですぐに発車した。姨捨(お
 ばすて)駅近くに来ると、眼下に広大な善光寺平()()()が広がる。窓越しにカメラで撮
 影しながら姨捨駅に到着、1・2分ほど停車して、一旦バックして姨捨構内のいちばん西端
 まで来ると、一旦停車する。そして前進して本線へと戻って次の稲荷山駅へと進んでいく。
 朝日が真正面から当たって暑い!松本駅では冷え込んでいたので、薄手のジャンパーを
 羽織っていたが、あまりの暑さに脱いだ。長袖シャツの袖をまくってようやくホッとできた。

 篠ノ井線普通電車に乗ると、頭の中がグルグル激しく回ってあの日『2002年10月13日
 (
)』の記憶が鮮明に甦って来た。
 
《・・・・・・あれは、2002年10月13日(日松本16時11分発、篠ノ井線長野行き普通電車
 に姨捨駅を目指すために乗り込んだ。10分ほど時間待ちがあって、ドア横の2人席(北側)
 に座って発車を待っていた。発車間際だったか?小学4年生あたりだと思うが、小学生が
 男女合わせて10人くらいと、そのお母さんが10人くらい、そして、引率の30歳代の女性の
 先生が一同揃って乗り込んできた》
・・・・・・なぜ?鮮明に覚えているのか?といいます
 と、乗り込んできた小学生達が5・6本ほどトロフィーと、5・6枚の賞状を手に持って、
 それと3人ほどがメダルを首から下げて居た。
《ボクの向かい側の2人席(南側)に、トロ
 フィーを持った小学生がひとり座って、トロフィーを床に置く。首にはメダルが掛かっている。
 前にその子のお母さんが吊り革に掴まって立つ。お母さんは、横のお友達のお母さんと話
 している。小学生の横に座っていたおばあさんが『すごいねぇ・・・何かで優勝したの?』と
 尋ねていた。電車が松本駅を離れると、引率の女性の先生が向こう側から来て、その小学
 生のお母さんに『○○さん!どうされます?皆さんと一緒に長野まで出られますか?』『は
 い!皆さんと同じように長野まで出ます。長野から先は・・・・・(これから先の会話の内容は
 記憶がありません)』》小学生は各々(おのおの)ブリーフケースのようなカバンを持っていた
 ので、スポーツの大会で優勝した感じは無かったですね。なにか文化的な(例えば読書感
 想文や作文コンクール・コーラスなど)大会で優勝したような感じでした。この小学生の集団
 は同じ小学校だったのか?または、長野市代表だったのか?他県からの受賞者だったの
 か?ボクは途中の姨捨(おばすて)駅で下車してしまいましたから、まったく内情はわかりま
 せんが・・・・・・。2002年10月13日に松本市で、文化的な何かの発表会か、表彰式があ
 ったのか?調べればわかると思いますが・・・・・。あの小学生たちは7年前の話だから、当
 時小学4年生としても現在は、高校2年生あたりでしょうかね? 何の大会だったのか?詳
 しい方居ませんかね?


 長野駅に1分遅れの9時18分2番線に到着する。改札を抜けてコンコースを善光寺口へと
 進んで、階段を下りて駅ロータリーの長野電鉄長野駅に向かうために駅前ロータリー横の
 階段を地下へと降りていくと、改札前広場の左手側に赤白帽を被った小学校低学年(2年
 生かな?)のお友達がたくさん(総勢100人くらい)体育座りで待機していた。秋の遠足らし
 い。自動券売機で小布施までの切符650円を購入して改札を抜けようとしたら、駅員さん
 が切符をじっと見て『小布施ですか?次の列車(9時26分発)は、小布施へは行きません
 よ!須坂止まりです。その後(あと)の列車に乗ってください。到着までしばらくお待ちくださ
 い』と改札口前に戻されてしまった。10分ほど改札前の広場で待機して、折り返し9時35
 分発各駅停車信州中野行きの列車が到着したので、改札を抜ける。ホームが狭いので降
 りる人たちが全て通り過ぎるまで階段下で待機して、ホームを先頭車両方向へ進んでいく。
 電車(旧東急の車輛)の写真を撮影して、先頭車両(2両編成)のいちばん前のロングシー
 トに腰掛ける。すると、『ご迷惑をおかけします』と40歳代の女性の先生が、赤白帽の小学
 校低学年の団体(4組さんのお友達)を引き連れて乗車して来た。1両目の車両の席が小
 学生で埋まって『元気な人は立っていきます。皆さん、ちゃんと何かに掴まって下さい!は
 いエリンギのキノコと一緒に電車に乗りますよ』エリンギの段ボール箱が10箱程とバナナ
 の箱が3箱先頭車両に積み込まれた。小口の荷物輸送も担っているようである。月いくらな
 のか?一回いくらなのか?長野電鉄の荷物輸送の料金体系は知らないが。先頭車両は、
 ボクを除いて遠足の学校関係者に占領されている。別のクラスの男性の先生も、赤白帽の
 子供たちを引き連れて乗車してくる。さすがにココまで来ると、収拾がつかなくなって一挙に
 先頭車両は騒がしくなる。『シー!!シー!!』と静かにするようにと、女性の先生が注意
 しているが、それもまったく効果無しである。定刻の9時35分に長野電鉄長野駅を出発す
 る。しばらく善光寺下駅の先まで地下を走って、緩やかな坂を上って地上へと出た瞬間に
 『わー!・・・・・・出たー!!!』と、ホッとしてトイレから出てきた、頑固な常習便秘に苦しん
 でいる、若いおねえちゃんみたいな事を車両の小学生全員が発する。

 平日のこの時間だから、先頭車両に乗り込んでくる人は少ない。本郷・桐原・信濃吉田・朝
 陽・附属中学前・柳原と順調に進んで、村山鉄橋が老朽化のために南側に新村山鉄橋を
 建設した。そろそろこの村山鉄橋が廃止になる。スーツを着た社長風のおじさんが、一眼レ
 フのカメラで村山鉄橋を走る電車の姿を撮影している。この小学校低学年の団体は須坂駅
 で下車する。よく見ると最近の赤白帽には首の後ろを強い日差しから保護する白のピラピ
 ラが備え付けられているのに気付く。『へぇ〜!最近の赤白帽はピラピラが付いているの
 かぁ!強い日差しから首の後ろを保護するんだなッ!』一斉に遠足の子供たち全員がホー
 ムに降りて、各クラスごとに整列したところで、ドアが閉まって次の北須坂駅を目指して電車
 が出発する。あの遠足の子供たちは、須坂で改札を出たのか?または、須坂で乗り継いだ
 のか?わかりませんが、たぶん須坂で改札を出て臥龍公園に行ったのかも知れませんね。
 まぁ、これはボクの推測ですがね。

 小布施駅に定刻の10時12分に到着する。ココで降りたのは10人程度である。改札を抜け
 て駅前ロータリーの観光地図を見ていると、60歳代の男性3人と女性2人のグループが観
 光地図を広げてどこへ行くか?と相談している。ボクは正面の道を進んで右へと曲がって
 進んでいく。皇大神社の前を通り、右手側は栗ケ丘小学校、左手側には小布施駐在所が
 あってそのまま進んで突き当たりを左へと折れる。中町南交差点で向こう側に渡って、広い
 道路を東方向へと進んでいく。ゲストハウス小布施の前を通って、中国現代美術館が見え
 たので、先の十字路を左に折れて現代中国美術館の前を進み中町公会堂横の変形T字路
 に出てくる。左手側は下水道?の工事中である。片側交互通行の措置になっている。その
 T字路を右に折れて西永寺おぶせミュージアム・中島千波館の前を通り越してしばらく進
 むと、『町内周遊小布施浪漫号』の巡回バスとすれ違う。六川南交差点を突き進んで、先に
 は進行方向左手側に『小布施町立歴史民族資料館』が見えてくる。先へと進むと広い道路
 (県道385号線 通称:北信濃くだもの街道 中松町交差点)に突き当たる。進行方向右手
 側角にはサークルK小布施中松店がある。左へと折れて先の岩松院交差点で渡って岩松
 院へと続く道仏像通り だったかな?)を進んでいく。やはり平日だからか?通りには人っ
 子一人居ない。岩松院近くに『町内周遊小布施浪漫号』が転回する広場があって、横には
 地場産品を売る産直販売の小屋がある。お姉さんが二人店番をしている。前から観光客と
 思われるカメラを持った30歳代のスリムな青年とすれ違う。

 岩松院入口に到着して、岩松院の全体の風景を撮影して仁王門をくぐる。阿形(あぎょう 
 向かって右)像と、口を結んだ吽形(うんぎょう 向かって左)像の姿が、普通は荒々しい怒
 りを込めているような力強さで立っているが、こちらの仁王様は漫画チックなユーモラスな
 お顔となっている。訪れたギャルの集団は、『キャー!!この仁王様、かわいい〜!!』と
 言いそうである。石段を上っていると、お参りと本堂の八方睨みの鳳凰の天井画の拝観を
 済ませた5人家族が下りてきた。本堂を撮影していると説明看板の上に、二匹のアマガエ
 ルがじっとしている。なんか人間の夫婦のような姿に見えたので、思わず撮影してしまっ
 た。(五十島家夫婦の会話参照)本堂横に進むと、自動券売機1号機と2号機がある。ボク
 は1号機で拝観料300円を払って拝観券を受け取る。本堂に上がって受付で『こんにちは。
 はい』・・・・『ああ、すみません。気がつかなかったわ』『あの本堂での撮影は・・・』『すみませ
 ん。本堂内では撮影禁止なんですよ』『そうですか・・・』

 以前は、本堂の畳に寝転がって葛飾北斎最晩年の作品である『八方睨みの鳳凰の天井
 画』を鑑賞できたのですが、観賞方法が変更になりまして、いまはイスに座って天井を見上
 げるスタイルとなっています。『八方睨みの鳳凰の天井画』の中に富士山が隠し絵として描
 かれているそうですが、ボクには見つけられませんでした。観賞を終えて御本尊にご挨拶を
 して『ありがとうございました』と本堂を後にする。隣の庫裡の叩きの所で果物の産直販売
 があった。めずらしいことに昔懐かしい『紅玉リンゴ』が売られていた。早速買おうと代金入
 れに入れようとしたら、あまりにも奥に置いてあるので手が届かない。すると、店番の60歳
 代前半のおねえさんがどこからか現れて、『こんにちは。めずらしいですね!紅玉リンゴ。
 懐かしいなぁ!』『ココではまだ作ってますよ!』『これ酸味が強いんですよね。いまのは甘
 ったるくて、こういう昔の酸っぱいリンゴが食べたかったんですよ!』『好んで食べる人は少
 ないけど、お菓子作りにはこの強い酸味がよくてね、少ないながらも需要はありますよ』『じ
 ゃ、これ一袋ください。はい、300円ね』4個入りの紅玉リンゴ1袋300円であった。『袋に
 入れましょうか?』『いやいいです。カバンに入れますから』横に赤い網に入った小布施の
 栗があったが、ひと網1,000円と書かれていたので手が出せなかった。

 酸味が強い紅玉リンゴを見て、すでに他界した母方の祖母によく言われていたことを思い
 出した。『おまえは、ミカンでも、リンゴでも、なんでも酸っぱいのが好きだから、女(おんな)
 ちゃんだ!私なんかとても酸っぱくて食べられない、まだ青いミカンを、おまえは平気で食
 べるからねぇ!男なのに、なんで?こうなったのかねぇ??』いやぁ・・・・、おばあちゃん。
 そう言われてもねぇ・・・、これは好みだから。

 カエル合戦の池を見るために本堂の裏側へと進んでいくと、観光客の50歳代〜60歳代の
 4人組(二組の夫婦なのか?まったく関係ないサークルの仲間同士なのか?)が現れて、
 福島正則公の霊廟へと向かう石段で『大きなイチョウの樹だねぇ!これメスかねぇ?』『銀
 杏落ちてるよ!ほらほら!奥の方にいっぱいあるわ』『なんで?これ拾わないのかねぇ?も
 ったいないねぇ!拾っていこうか!』と、50歳代の女性2人と60歳代の男性1人が茂みの
 中へ入って銀杏を拾いはじめた。無謀にも素手で銀杏を拾っている。それを横目で眺めな
 がらカエル合戦の池へと本堂の裏手を歩いていく。文化13年(1816年)4月20日に岩松
 院を訪れた俳人小林一茶が、産卵のためのメスをオス同士が奪い合うカエル合戦を見て
 『痩せ蛙 まけるな一茶 これにあり』と詠んだそうです。句碑がカエル合戦の池の奥のほ
 うに建っている。カエル合戦の池から本堂裏手横の石段を上って、檀家さんの墓地の中を
 通って、福島正則公の霊廟をお参りする。小屋の中に土足で入っていいのか、わからない
 ので、中に入らないで霊廟前でお参りを済ませる。福島正則公の霊廟の石段を下ってくる
 と、相変わらず欲の皮を出した4人組が銀杏拾いに精を出している。『おいおい、銀杏を勝
 手に持って帰っていいのかよ?それは、お寺のほうでは銀杏が腐るのを待って、種を取り
 出し易くしてから、後日業者が拾いに来て貴重な現金収入になるとか。それにしても、よく
 素手で銀杏を掴めるよなぁ!明日の朝、手がかぶれて腫れ上がっているんじゃないの?』
 ボクは石段を降りながらそう思いましたが。欲の皮が張ったこの4人組には、そんな心配も
 どこ吹く風で、大きめのビニール袋がパンパンになるほど銀杏を詰め込んでいる。この4人
 組は常にビニール袋を携帯しているのか?という疑問が、ボクの頭の中に浮かんできた。

 パンパンに袋に入った銀杏を持って、電車で帰るにはチョット無理があるので、たぶん車で
 来ている観光客だと思う。となると、他県からの者なのか?話し言葉からボクが推測する
 と、南関東(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)の言葉を話していましたね。北関東(群馬
 県・栃木県・茨城県)のような訛りのある言葉や、語尾が上がる独特のイントネーション(茨
 城県・栃木県)は無かったです。モラルより物欲のほうが勝っていた4人組でした。なんとも
 情けない限りである。まったく嫌なものを見てしまった。『旅の恥は掻き捨て』なんでしょうか
 ね?『まったく図々しい奴等だなぁ!』と呆れた次第です。

 
物品を持ち主から断りも無く勝手に持ち去る行為は、立派な窃盗罪です。実や果物が落ち
 ているといって拾って帰る行為も、作物ドロボーと何ら変わりありません。気をつけましょう。


 青空が覗いていた空だったが、石段を下っていた11時19分ごろから雨がパラパラ降りだ
 した。山門を抜けて北の空を見ると灰色の雲で一面覆われていて、下のほうは白く煙って
 いる。『こりゃ、ヤバいなぁ!毎度のことで、傘持って無いしなぁ・・・・どうするか?ザッと来ら
 れたらアウトだぜ。早めに長野に戻るかぁ?そういえば・・・・、ラジオの天気予報で、長野
 県北部は時雨模様で雨が降ると言っていたもんなぁ・・・』喉が渇いていたので、岩松院駐
 車場横の自販機でポカリスエットを買って『町内周遊小布施浪漫号』が転回する広場のベ
 ンチでパラパラ降る雨の中、しばらく休憩する。横にある産直販売の小屋のお姉さんに、
 各産直販売の小屋を統括している組合長なんでしょうか?60歳代のおじさんがトコトコと
 歩いてきて、『こんちは!』『こんにちは!アラ遅いじゃないの!』『いやぁ!竹内さんの所で
 捕まってお茶飲んでたんだよ!1時間も・・・、きょうブドウ終わったっていうからさ、お茶飲
 んで行けって言うから・・・・えッ?竹内さん?オノタケシさんの隣の家・・・1時間もお茶飲ん
 で話し込んで・・・・じゃあどうも!・・・きょうはダメ(売り上げが)だねぇ・・・』『うん。今日はね
 ぇ・・・』その会話を聞き終わって広場を小布施駅へと向けて出発する。道を進むと、広場の
 先にはリンゴ畑()()がある。往路の時は全く気がつかなかった。あの台風18号でも幸
 いなことに落果が無かったようだ。南信の駒ヶ根市・伊那市・飯田市では、台風18号による
 リンゴの落果は勿論のこと、億単位の農作物の被害が報告されているそうです。先ほど通
 った道を後戻り(復路)して中町公会堂横の変形T字路を曲がらずにそのまま下水道工事
 中の横を直進する。右手側に栗菓子で有名な『桜井甘精堂』さんが現れる。『あッ!桜井甘
 精堂!ココにあるのかぁ!!』その前を通り過ぎて中町交差点を青信号で渡る。先の細い
 路地を進んでいくと右手側角に派出所が現れた。『あれッ?さっき前を通り越したよねぇ?
 なるほど!ココに出てくるのかぁ!』相変わらず平日なので、まったく駅前通りには誰一人も
 歩いていない。

 小布施駅へと戻ってきて、時刻表を見ると『なに?次の列車は・・・・・・、12時23分発A特急
 か。A特急ってなんだ?』長野までの乗車券(650円)を購入して改札を抜ける。『そうだ!
 特急券買ってなかった』改札まで戻ってきて、改札の壁に貼ってある紙を見ると『特急券は
 自動券売機では購入できません。窓口で購入してください』と書いてあって、別の紙には
 『自動券売機で特急券を購入してください』と、まったく正反対の文面が2種類あった。『オ
 イ!これどっちだよぅ!』自動券売機をよく見ると隅のほうに『特急券』と書かれたボタンが
 あったので、100円を投入して特急券を購入する。ホームに上がって湯田中温泉方向を見
 ると、来るときには気がつかなかったが、『ながでん電車の広場』という施設があって古い
 電気機関車と電車が展示されている。前には昔懐かしい腕木式信号機がある。約15分ほ
 ど待つと『A特急ゆけむり号』が入線してきた。『アラ!いやだよ!オラ、おったまげただよ
 ぅ!なんと!長野県で、小田急のロマンスカーに乗っただよぅ!うっそ(嘘)でない!うっそ
 (嘘)でないって!』と、言っても、小田急から中古で購入したSE1000形が、元の11両編
 成からギュッと4両編成に圧縮されて『特急ゆけむり号』として長野電鉄長野線で活躍して
 いたのでした。

 1号車に入って『懐かしいなぁ!久しぶりにロマンスカーに乗ったなぁ!18歳の頃から20
 歳代にかけて、東京に行く時は必ずロマンスカーだったなぁ!最近乗ってねぇなぁロマンス
 カー』須坂・権藤と停車して、12時48分に長野駅に到着する。改札を抜けて階段を駆け上
 がってバス乗り場の1番のりばへちょうど善光寺循環バス(100円)がやってきたので乗り
 込む。善光寺大門前で下車して右側先にある『八幡屋磯五郎』さんで中辛袋入り40g(ひと
 つ600円)の七味唐辛子を二つ購入する。参道を進んで行くと、両側には宿坊がたくさんあ
 る。仁王門を越えて仲見世となる。角には味噌屋さんの『すや亀』さんがある。『そうだ!帰
 りに味噌ソフトを食べよう』参道の両側にはお土産屋さんがたくさん並んでいる。駒返り橋を
 渡ると右手側先に六地蔵がある。いちばん手前の地蔵さんは片膝(左脚)を立てて行儀が
 悪いように見えるが、≪
向かって右から 地獄界 餓鬼界 畜生界 修羅界 人界 天界 
 の地蔵菩薩です。地獄界の地蔵菩薩が蓮台から片足を踏み出しているのは、一刻も早く衆
 生を救いに行こうというお気持ちの顕れだと言われております。 説明書きより
≫だそうで
 す。三門の上には人の姿が見える。きょうは(500円だったかな?1000円だったかな?)
 支払えば三門の上に上がることができるそうです。善光寺の看板(でいいのかな?)には鳩
 が4羽隠れています。三門をくぐって善光寺の境内に入る。正面の本堂に上がっていって、
 お参りを済ませて、自動券売機で500円を支払って内陣券を購入する。先へと進んで靴を
 入れるレジ袋に靴を仕舞って、靴下姿で内陣へと進んで奥にある内々陣をお参りする。右
 側先へと進んで『お戒壇めぐり』をする。階段を下りて真っ暗な通路を進んで御本尊が安置
 されている直下に、触ることができれば『極楽浄土行きご予約済み』となる錠前がある。右
 手で壁を触りながら進んで『ん?これか?これか?錠前は?』ガチャガチャと錠前のような
 物をしっかり握って願をかける。しばらく進んで薄明るくなったら階段を上がって本堂へ戻っ
 てくる。ここでも、京都清水寺のお胎内めぐりと同じで、『お戒壇めぐりでは携帯電話の明か
 りを点けないでください』との貼り紙があった。

 境内では、紺色ジャージ姿の地元の中学生なのか?美術の授業の一環なんでしょうか?
 みなさん思い思いの善光寺の画を描いている。本堂裏へと回って戊辰戦争から第二次世
 界大戦までの戦争でお亡くなりになった約二百四十万柱の英霊を祀ってある日本忠霊殿
 をお参りして、牛の善子さんと光子さん(森永乳業株式会社寄贈 
昔は本物の牛が飼われ
 ていたそうです
)を巡って進んで行くと、休憩所のベンチの前には、どなたかが忘れた帽子
 (女性用)が落ちていた。旅に出ると必ず帽子やハンカチの忘れ物を目にする。去年だった
 か?熊本県の水前寺公園でも、帽子の忘れ物を目撃したことがある。ココ善光寺は、どこ
 の宗派にも属さない無宗派(フリー)のお寺です。参道まで戻ってきて『すや亀』さんで味噌
 ソフト(300円)をいただく。飲み込む時に、ほのかに味噌の香りが鼻に抜けるが、しつこく
 なくさっぱりしていておいしいです。大門前まで戻ってくると、通りの角にある蕎麦屋さんの
 『大丸』さんで御主人なのか?そば打ちしたものを畳んで蕎麦包丁で細く麺状に切ってい
 く作業が始まった。立ち止まってその作業をしばらく眺める。歩行者用信号機で向こう側に
 渡って大門前バス停14時12分発のバスで長野駅前へ戻ってくる。

 駅ビルのMIDRI(ミドリ)内にあるロッテリア長野駅店で夕飯を購入して、長野駅のみどりの
 窓口へと向かって行くが、すでに切符を買い求める人の長蛇の列となっている。窓口は3つ
 開いているが、間に合わないようである。しばらく長蛇の列の最後尾に並んでいたが、クレ
 ジットカードが使える自動券売機が目に入った。『これでもカードが使えるじゃん。並んでい
 るより、こっちの方が早え〜や!』松本までの乗車券と自由席特急券を購入する。改札を
 抜けて6番線へと降りて行くと、15時00分発特急ワイドビューしなの18号が、すでにドアを
 開けて出発を待っていた。5号車自由席1番D席に座る。篠ノ井に止まって15時51分松本
 に着く。コインロッカーから荷物を取り出して、歩いていって松本東急インにチェックインを済
 ませる。最後に『あの〜、お部屋の事ですが・・・・・』『は?』団体さんの宿泊予約が入ってい
 たので、シングルルームが足りなくなってしまったのか?特別措置でシングルの値段でツイ
 ンルームの使用となった。部屋に入るなりシャワーを浴びて、VAIOを取り出して、きょう撮影
 した画像をパソコンを介して16GBのUSBメモリーに移動させる。ロッテリアのハンバーガー
 (ハムカツ・絶妙・絶妙チーズ・エビ)がきょうの夕飯となる。ふと食べながら考える。『最後に
 ロッテリアのハンバーガーを食べたのは・・・・・・、何年前になるだろうか?う〜ん・・・・・、こ
 こ2年くらいは食べていないんじゃないかなぁ?久しぶりだなぁ!』
 
 
※後で調べたら、2007年2月27日、博多駅地下一番街店以来でした。

 夕飯が済んで、明日飛騨高山と、白川郷へ行くので、その資料を大きな荷物から探し出し
 て確認後、デイバックに収めて、会社で配る高山土産の一覧表を確認して財布へとしまう。
 これで明日の準備が整った。出発時間が遅いので23時頃就寝となる。



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